【有馬記念】脚取り軽快オルフェ ラスト13秒1

[ 2011年12月19日 06:00 ]

<有馬記念>坂路を駆け上がるオルフェーヴル

オルフェーヴルは18日、栗東トレセンで日曜追い。馬場のいい朝一番に坂路でラスト1F13秒1をマーク。陣営も最終仕上げに自信を見せた。

 18日朝、3冠馬オルフェーヴルは栗東坂路で調整を行った。トレセン全体が闇に包まれた午前4時にコースに入ると、まずは1F15秒7のゆったりとしたラップでスタート。ライトに照らされて輝く栗毛の馬体を躍動させながら、徐々にピッチを上げていく。鞍上の意のままに滑らかに加速すると、軽快なフットワークを維持したままラスト1Fを13秒1で締めくくった(全体時計は4F56秒2)。

 「動きはよかったし、馬の雰囲気もいい。木曜に追い切った後も、何も変わっていないのがいい」。動きを見守った池江師はリラックスした表情で“いつものフレーズ”を繰り返した。「いっぱいにやる必要はないからね。水曜にジョッキー(池添)が乗って追い切れば仕上がる。普通の状態で出走できれば、それでいい」。指揮官の確信は大一番を前にしても揺るぎない。

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2011年12月19日のニュース