【阪神新馬戦】“2歳宝庫”角居厩舎自信のバンデラ

[ 2011年6月17日 06:00 ]

引き運動をするディアデラバンデラ

 今週から新たに次世代の戦いが始まる。注目は阪神日曜5Rの芝マイル戦。ディアデラノビアの初子ディアデラバンデラ(牡=角居、父シンボリクリスエス)が先輩に続くか。角居厩舎は4年前にエアグルーヴの子ポルトフィーノがこの阪神マイルで勝ち上がり、昨年はアヴェンチュラが後の重賞馬エイシンオスマン(ニュージーランドT勝ち)を相手に3馬身半差で快勝した。

 鈴木助手は「この時期の新馬では頭1つ抜けている感じ。走ることに対して真面目。追い切りを重ねながら、こちらが期待している以上に馬が大人になってきた」と話す。

 母は自慢の末脚で重賞を3勝。その息子もかなりの可能性を秘めている。水曜の最終追いはCWコース3頭併せ。バネの利いたしなやかなフォームで動きに重苦しさが一切ない。先々週、先週と追い切りにまたがった福永も「素軽くて芝向きの印象。走ることに対して前向きだし、心身共に完成度が高い」と絶賛した。

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2011年6月17日のニュース