【有馬記念】スクリーン、ディザイア…JC組回避相次ぐ

[ 2009年12月3日 06:00 ]

第14回秋華賞で2冠牝馬ブエナビスタ(手前右)との叩き合いを鼻差制したレッドディザイア(手前中央)

 ジャパンCで13着に敗れたスクリーンヒーロー(牡5=鹿戸雄)は有馬記念(27日、中山)を回避し、今週中にも宮城・山元トレセンに放牧に出ることになった。

 鹿戸雄師は「レース中に2回接触があったし、結果も伴わなかったので、1回リフレッシュして立て直したい。天皇賞・秋(2着)で好走した反動も少なからずあったかも…。来春まで休ませる予定」と説明した。3着レッドディザイア(牝3=松永幹)も「体を戻したいのでリフレッシュさせる」(松永幹師)とグランプリ出走を断念。3日、山元トレセンへ放牧に出る。また、2着オウケンブルースリ(牡4=音無)も「1週間ほど様子をみるが、(出走を)やめるかもしれない」と音無師が話し、前走の疲れが取れなければ出走を見送ることになりそうだ。
 既にジャパンCの覇者ウオッカはレース後に鼻出血が判明し、有馬記念出走は不可能となっている。ジャパンC組の相次ぐ離脱でグランプリは寂しくなりそうだ。

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2009年12月3日のニュース