【JCダート】距離延長で“怖い”アドマイヤスバル

[ 2009年12月3日 06:00 ]

JBCスプリントで1着のスーニ(左)と2着のアドマイヤスバル

 【JCダート前哨戦検証・JBCスプリント】JBCスプリントもクラシック同様、05年以来の名古屋(ダート1400メートル)で開催。

 高知のポートジェネラルが果敢に先手。3コーナー手前で外から動いたアドマイヤスバルが4コーナーで先頭に立つが、単勝1・8倍の3歳馬スーニが内から必死に抵抗した。一瞬脚色が怪しくなったスーニが最後は二の脚を使って、3/4馬身差でねじ伏せた形。全日本2歳優駿以来の交流G1・2勝目を飾った。
 川田は「きょうは勝ちに行く競馬。スピードがあるので掛かっていたように見えたかもしれないが、見た目より楽に対応できた」と会心の笑み。ただ、勝ち時計1分25秒9は同じ名古屋開催の05年(1分25秒3=ブルーコンコルド)より遅い平凡なもの。スプリント色が濃く、JCダートは距離延長が鍵になる。むしろ、距離不足でも果敢に動いた2着アドマイヤスバルの方が本番では怖い。

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2009年12月3日のニュース