【JCダート】エスポワールシチー伸び脚文句なし!

[ 2009年12月3日 06:00 ]

佐藤哲を背に、CWコースで追い切るエスポワールシチー

 CWコースの単走。エスポワールシチーの動きが素晴らしかった。全体時計の6F85秒7はむしろ遅めの部類だが、鞍上・佐藤哲との呼吸はぴったり。

 安達師は「ジョッキーに乗った感じでやってもらっている」と全幅の信頼を置く。前半は1F15秒程度のペース。以前はハミが抜け切らずに行きたがる面があったが、スムーズに折り合い、鞍上のゴーサインを待つ。佐藤哲は頼もしげに話す。「昨年に比べ、どっしりしているね。落ち着いて構えられるようになっている」。直線で仕掛けると一気の加速。走りに集中し、文句なしの伸び脚を見せた。
 初めてG1に挑んだ春のフェブラリーSは4着だったが「あの結果で力を測れた」と鞍上は前向きにとらえている。前回G1の走りから、いかにして頂点を狙うか。ここまでの軌跡は「ほぼ完ぺきに近い」と佐藤哲。あとは本番で、最後の仕上げをするだけだ。

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2009年12月3日のニュース