猛追ウオッカ急失速の7着/ドバイ・デューティF

[ 2009年3月29日 06:46 ]

 【ドバイ・ワールドカップデー】第5レースのドバイ・デューティ・フリー(芝1777メートル、16頭立て)には、昨年4着の雪辱を期すウオッカ(牝5、角居勝彦厩舎)が武豊とのコンビで出走したが、直線で急失速して7着だった。

 好スタートを切ったウオッカは、2番手と絶好のポジションを奪取。そのままの位置取りでレースを進め、最終コーナーへ。直線半ばから満を持して追い出され、一度は先頭に立つほどの手応え。ところが、快調に逃げるグラディアトゥーラスの脚色は衰えず。懸命に追い上げたウオッカだったが、先にいっぱいになってしまいズルズルと失速。最後は力なく7着でゴールインした。

 武豊も「残念でした。雰囲気が良く、状態はいいと感じた。マイペースで進み、いい形で直線を向いたので必ず伸びてくれると思ったのだが。どうしたのかなという感じだった」と納得いかない様子だった。

 優勝は、会心の逃げを打った地元UAEのグラディアトゥーラス(牡4、M・ビン・シャフヤ厩舎)だった。 勝ち時計は1分46秒92。

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2009年3月29日のニュース