ダイワプリベールに大器の相/共同通信杯

[ 2009年2月6日 06:00 ]

 東西からクラシックを狙う素質馬が集結しましたが、動きだけならダイワプリベールが抜群によく見えました。全身をいっぱいに使ったしなやかな動きですが、パワーも十分に感じる。久々の不安は全く感じません。決め手も秘めているので東京コースに替わるのは、むしろ歓迎でしょう。2戦2勝ですが、ここを勝つようなら、かなり出世する器とみています。文句なしの10点です。

 2番手は迷いましたが、3連勝の実績を加味してトーセンジョーダン。脚さばきに迫力があって、さらに上向いている印象です。ただ、切れるというよりは力で押し切るタイプ。レースでは流れと位置取りが鍵になる。動きだけなら互角以上なのがショウナンアルディ。こちらは対照的に瞬発力があって切れる。前走は直線の短い中京で脚を余した格好になったので、広くて長い直線の東京なら突き抜ける可能性を秘めています。シェーンヴァルト、ブレイクランアウトも好調を感じさせる動き。上位きっ抗の一戦です。(テレビ東京解説者)

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2009年2月6日のニュース