東から本音 畠山吉師“適距離”で勝負

[ 2009年2月6日 08:31 ]

 【東西ドキュメント 美浦5日】どんよりと灰色の雲が立ちこめた美浦だが、立春を過ぎたせいか、先週よりも冷え込みが緩んだ印象。今週の東京の特別レースにも「早春」「春麗」の文字が…。クラシックに向けての戦いも本格化し、春は確実に近づいている。

 そのうちの1つ「春菜賞」にアンプレショニストを送り込むのが畠山吉師。これまでの好走はすべて左回り。浜田がこの疑問をぶつけてみると「回りの得手、不得手ではなく、距離の問題」との答えが返ってきた。2度の連対は、いずれも1400メートル。「マイルの流れだと掛かり癖が出てしまうので、速くなる1400メートルの方が操作しやすい」と師は分析している。今回はサフラン賞で2着した東京芝1400メートルを狙い撃ち。「今回は牝馬同士だし、強い馬は京都(エルフィンS)に回るみたい。そろそろ2勝目が欲しいね」。その表情からは「期待」の二文字が伝わってきた。

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2009年2月6日のニュース