大出世の予感ブレイクランアウト/新馬戦評

[ 2008年7月29日 06:00 ]

 【26、27日の新馬戦】先週はA評価が1頭登場した。新潟芝1600メートル戦を圧勝した(外)ブレイクランアウト。残り300メートル地点まで中団を持ったままの手応えで進み、そこから追い出されると周囲の馬を完全に置き去り。アッという間に4馬身突き抜けた。馬体重428キロと牡馬にしてはかなり小柄だが、順調に成長すればかなりの出世が見込める器。騎乗した岩田も「乗っていると小さい感じが全くしない。筋肉モリモリで凄い切れ味」と乗り味を絶賛。新潟2歳Sは自重して秋に備える公算が大きいが、順調に成長すれば大きなところが狙えそうだ。

 新潟では芝1400メートルを快勝したタニノベローナも好素材。体には余裕があっただけに上積みも大きそう。小倉で芝1200メートルを同タイムで勝ったアンプレヴーとエリモプリンセスがB評価。2頭ともセンスが良く、早い時期から活躍が期待できそう。

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2008年7月29日のニュース