水原一平被告 司法取引で気になる量刑は? 米在住弁護士「ほぼ全面降伏…20年、30年は回避」

[ 2024年5月9日 16:24 ]

水原一平容疑者
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 米カリフォルニア州在住で、同州の弁護士資格を持つ鈴木淳司氏が9日、TBS系「Nスタ」(月~金曜後3・49)の取材にリモートで答え、ドジャース大谷翔平投手(29)の水原一平元通訳が同投手の銀行口座から不正送金した銀行詐欺などの罪を認め、司法取引に応じたことについて解説した。

 米司法省は8日、大谷の口座から1600万ドル(約25億2700万円)以上を不正送金した罪や、22年分の所得を正しく申告せず、虚偽の納税申告書を作成した罪で起訴した。すべて有罪なら最大で禁錮33年が科されるが、司法取引が成立すれば刑を減軽される見通し。

 今回の司法取引について、鈴木氏は「ほぼほぼ全面降伏だけども、司法取引で取れるものだけは取って20年、30年は回避した」と解説。量刑については「やっぱり12年、短くて8年くらいですかね」と見通した。

 水原被告は14日に罪状認否のためカリフォルニア州の連邦地裁に出廷する。裁判の行方について、鈴木氏は「その場で司法取引が成立しました。有罪を認めますということで、事実関係はこれで確定して、その場で終わるという可能性も非常に高い」とした。

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