「不適切にもほどがある」最終回 市郎&ゆずる“錦戸亮ダンスの無限ループ”ネット爆笑「おなかよじれた」

[ 2024年3月31日 08:30 ]

金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」最終回(第10話)。犬島ゆずる(古田新太)を見舞った小川市郎(阿部サダヲ・右)は“無限ループ”に陥り…(C)TBS
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 俳優の阿部サダヲ(53)が主演を務め、1月クール最大の話題作となったTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)は今月29日、15分拡大で最終回(第10話)を迎え、完結した。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けたヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の宮藤氏&阿部&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与えた。

 毎回、昭和と令和のギャップなどを小ネタにして爆笑を誘いながら、「多様性」「働き方改革」「セクハラ」「既読スルー」「ルッキズム」「不倫」「分類」、そして最終回は「寛容」と社会的なテーマをミュージカルシーンに昇華。コンプライアンス社会に一石を投じる宮藤氏の意欲的な筆が冴え渡り、インターネット上で大反響を巻き起こした。

 最終回は「アップデートしなきゃダメですか?」。タイムマシンバスの運行も残り1往復。小川市郎(阿部サダヲ)は犬島渚(仲里依紗)を連れ、ついに昭和に戻った。しかし、令和に馴染んだ市郎の内面もまた変化し、アップデート。昭和マインド全開の中学校の在り様に疑問を持ちつつ、自分たちの未来に思いを巡らし…という展開。

 令和に別れを告げる身辺整理。市郎は入院中の犬島ゆずる(古田新太)を見舞った。

 市郎「もう会えなくはないね」

 ゆずる「会えますね。お義父さんはむしろ、これから4年後(90年)です」

 小川純子(河合優実)とディスコの黒服だった“昭和”犬島ゆずる(錦戸亮)の結婚あいさつが脳裏によみがえる。

 市郎「ってことは、そこでオレが体を張って2人を引き離せば」

 ゆずる「大丈夫です。お義父さんがいくら反対しても、ゆずる、譲りませんから。ゆずる、六本木の覇者ですから」

 ゆずるの“結婚の許しを乞うダンス”。

 市郎「やがて渚っちが生まれ、オレと純子はこの世を去る」

 ゆずる「ところが2024年、お義父さんがタイムマシンで私の前に姿を現す」

 市郎と“令和”ゆずるの初対面。

 市郎「色々あって、昭和に帰って4年後、おまえがオレに会いに来る」

 ゆずるの“結婚の許しを乞うダンス”。

 もう一度、繰り返し…「やめよう、吐きそうだ」(市郎)「はい」(ゆずる)。2人はお茶を飲んだ。

 SNS上には「無限ループにもほどがある」「その度に錦戸くんのあのシーンw」「もう冒頭から阿部氏と古田氏の無限ループでおなかよじれました」などの声。視聴者の爆笑を誘い“ふてほどロス”が広がっている。

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