宝塚星組東京公演「RRR」開幕へ トップ礼真琴「迫力がありすぎて笑っちゃう」くらい盛り上げたい

[ 2024年2月22日 18:09 ]

礼真琴(左)と舞空瞳
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 宝塚星組が23日から「RRR×TAKA“R”AZUKA~√Bheem~/VIOLETOPIA」を東京宝塚劇場で開幕する。初日に先駆け通し舞台稽古が行われた。

 2022年に大ヒットしたインド映画「RRR」の世界を宝塚ならではの演出で届ける今作は見どころ満載。中でもビーム役のトップスター・礼真琴(れい・まこと)と、男役スター・暁千星(あかつき・ちせい)演じるラーマを始めとする星組生が繰り広げるナートゥダンスは圧巻。

 終演後の囲み取材で礼は「すべての場面がクライマックスで見どころという映画なので、私たちもそれを目指しています。登場人物それぞれに生きる意味があり、守りたいものがある。その人間模様を描いていけたら。映画で大活躍だった動物たちが出ないので、自分たちで何とか獣感を出せないかと思っています。最終決戦の場面は皆様が“迫力がありすぎて笑っちゃう”くらい盛り上げていきたいですね」と初日を迎える思いを語った。

 ビックリするほどの高速ナートゥダンスについて、礼は「私もビックリしました」と笑う。「RRRの代名詞“ナートゥダンス”。本家にはかなわないが宝塚でやるからこその華やかさとキラキラを盛り込みたい。千秋楽まで膝がとれないように頑張りたいと思います」と笑顔で話した。

 ジェニファー役のトップ娘役・舞空瞳(まいそら・ひとみ)は「映画で見ていた物とやらせてもらうのは違いますね。娘役のお衣装はサリーを使った生地なので、優雅さを入れながら表現できたら」とほほ笑んだ。

 4月6まで。千秋楽公演は全国の映画館でライブ中継、千秋楽と3月7日午後6時半開演の新人公演はタカラヅカ・オン・デマンドでライブ配信される。

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