月城かなとのスペシャルコンサートが開幕「お客さまがいるだけでどれだけ心強いか」　7月7日に宝塚退団

クライマックスで激しいダンスを披露する（前列左から）鳳月杏、月城かなと、海乃美月　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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　7月7日に宝塚歌劇団を退団する月組トップスター・月城かなと（つきしろ・かなと）のスペシャルコンサート「G・O・A・T」が17日、大阪・梅田芸術劇場で開幕した（31日まで）。

　月城と同時に退団するトップ娘役・海乃美月（うみの・みつき）との美しいデュエットダンスはもちろん、トップ月城を支えてきた鳳月杏（ほうづき・あん）、風間柚乃（かざま・ゆの）とアカペラも披露。

　ドリフスターズもびっくり、コント風の“学園コーナー”では客席も大笑いと、みどころ満載のコンサートとなった。

　月城の軌跡をたどるステージでは「エリザベート」で演じたルキーニの代表曲「キッチュ」で盛り上がり、スピッツの「空も飛べるはず」や中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」で聞かせるなど、本公演とは違う一面ものぞかせた。

　前日に行われた通しげいこではカーテンコールで「みんなで健康に頑張りたいと思います」とあいさつ。「お客さまがいるだけでどれだけ心強いか。拍手に笑いに力を頂けます」と感謝した。

　月城は次回の大劇場公演、3月30日に兵庫・宝塚大劇場で開幕する「Eternal　Voice　消え残る想い/Grande　TAKARAZUKA　110！」（5月12日まで。東京宝塚劇場は同6月1日～7月7日）で退団する。