宝塚星組トップ礼真琴、復帰公演であいさつ 能登半島地震や羽田事故思う「お役に立てるよう努めたい」

[ 2024年1月5日 20:22 ]

フィナーレで大羽根を背負い大階段を下りる星組トップスター礼真琴(撮影・須田 麻祐子)
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 宝塚歌劇団の星組トップスター、礼真琴(れい・まこと)が5日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した「RRR×TAKA“R”AZUKA/VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)」で約4カ月ぶりに舞台復帰した。

 公演終了後は、大きな羽根飾りを背負ったまま超満員の客席にあいさつ。「元日から心苦しい出来事が続いてしまいました。被害に遭われた方、そして今もなお、闘い続けなければならない方々に、心よりお見舞いを申し上げます」と能登半島地震や羽田空港での惨事を思いやった。

 さらに「われわれが微力ながら出来ることを見つけ、少しでもお役に立てるよう努めてまいりたいと思っております」と誓い「宝塚大劇場の幕開き公演として、華やかにスピーディーに皆さまへパワーをお届けできる作品となりますように、明日からもひたすら心を込めて努めてまいります」と力を込めた。

 「RRR…」は世界的に大ヒットしたインド映画をベースにしたミュージカル。激しいダンスシーンもそのままに礼を筆頭に星組スターが躍動した。休養前に「レベルアップして戻ってきたい」と話していた通り4カ月の休養をへて、高いレベルを誇っていたダンスも歌もさらにブラッシュアップして大劇場の舞台に帰ってきた。

 また、開演前には村上浩爾理事長があいさつ。昨年9月に宙組劇団員(25)が急死したことを受け「宝塚歌劇では、現在、改善・改革の一環としてスケジュールの変更を実施させていただいております星組公演につきましても、初日が(1日から)本日になりましたこと、宝塚大劇場での新人公演を中止とさせていただきましたこと、お客さま、ファンの皆さま、関係者の皆さまには大変ご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、深くおわび申し上げます」などとした。公演は2月4日まで。

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