北陸新幹線に17時間閉じ込め 荻上チキ氏、JR社員の対応明かす 水やおにぎりなど食料配布も

[ 2024年1月2日 10:05 ]

荻上チキ氏X(@torakare)から

 評論家の荻上チキ氏が2日、自身のX(旧ツイッター)を更新。1日午後4時10分ごろに発生した石川県能登地方を中心とする最大震度7の大きな地震の影響で、乗車する新幹線が運転見合わせとなり、一夜明けた時点でなおも降車できない状況を明かした。

 午後5時25分、荻上氏は「【音声にご注意ください】石川県から移動していたら、大きな揺れと共に、北陸新幹線が緊急停止しました。地震警報と津波警報が頻繁に鳴り、激しい横揺れが続きました」と、車内の動画を添えて新幹線が緊急停止したことを明かした。


 「その後、一時間ほど停電。ようやく通電しましたが、運転再開の目処は不明です。乗っている車内は大きな混乱はありませんでした」と状況を説明。その後も「車内アナウンス。線路点検、ひび割れや落石の存在などの確認、および余震の継続のため、運転再開まではしばらくかかるとのこと。英語、中国語、韓国語でのアナウンスもされています」、「乗客のスマホが一斉に鳴り響き、直後に大きな揺れ。再び、新幹線が停電しました。数分して再点灯。運転再開はまだ見通せないとのことです」などと、情報を次々と更新した。

 また、「北陸新幹線は、普通車含めて全座席にコンセントがついています。“電気がついているうちに、ご充電などしておいてください”との車内アナウンスも」と、乗客にスマホの充電を呼びかける車内アナウンスがあったことを報告。さらに、「さきほど、JR職員の方により、水、カロリーメイト、パン、おにぎりなどが運び込まれ、一人一人に配られました」と、食料が配布されたことも明かした。

 深夜3時頃、荻上氏は「AM3時頃。11時間近く止まっていた北陸新幹線が、線路、高架に異常無しとのこと。ひとまず最寄駅へ動き出しました。午前は運転見合わせの予定なので、昼まで車中泊となりそうです」と報告。さらに早朝5時頃には「ひとまず富山駅。午前いっぱい時間を潰しながら、様子を見ます。金沢駅ー長野駅間の午後の運転再開についても、駅員さんは悲観的な様子でした」と、運転再開のめどはたっていないと、現地の様子を伝えていた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年1月2日のニュース