「僕が見たかった青空」杉浦英恋 癒やしと勉強のラジオ10分間1人語り「夢や希望を届ける仕事をしたい」

[ 2023年11月17日 05:00 ]

収録前に笑顔でポーズを決める杉浦英恋(撮影・会津 智海)
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 デビューしたての中学3年生の女の子が、ラジオで10分間、1人しゃべりに挑戦している。「乃木坂46」の“公式ライバル”グループとして6月に結成された「僕が見たかった青空」の杉浦英恋(えれん、15)。CBCラジオ「チュウモリ木曜日推シマシ」内のコーナー「僕青杉浦英恋の宇宙の人を笑わせたい」(木曜後10・50)を任された。「初々しい空気感が癒やされる」などと杉浦だけでなく、番組のファンも急増中だ。

 近況や自身の好きなものを中心に、自由にトーク。本紙の取材に応じた杉浦は「1人でしゃべり続けるのは難しくて、毎回が勉強。でも、皆さんに楽しんでもらえるように頑張ります!」と笑った。

 元々、声優や、歌手で俳優の星野源(42)のラジオ番組が好きで、夢は「ラジオパーソナリティーになること」だった。これを知ったCBCが、地元愛知出身の杉浦を抜てき。10分間1人でしゃべることを“修業”とし、一人前のパーソナリティーを目指すコーナーが誕生した。

 番組は収録で、1回で3~4本分を一気に録音。タイトなスケジュールでも話題をつくれるよう、日常のふとしたことや思いを記すネタ帳をつけている。「身近な出来事で話を広げられたら強いなって思うんです。まだまだですが…」。本番では言葉を詰まらせたり、表現に悩む場面もしばしば。それでも10分間しゃべりきる姿がリスナーを、応援せずにいられないという気持ちにさせる。インターネットの配信サービス「radiko」で地方局のラジオを各地で聴けるようになったこともあり、番組には全国からメッセージが寄せられている。担当プロデューサーは「落ち着いた低めの声質なのに、テンションは明るくて聴き心地が良い。伝え方もうまく、これだけしゃべれるのは凄い」と太鼓判を押している。

 番組タイトル「宇宙の人を笑わせたい」は、杉浦が最終審査の際に放った一言。「夢や希望を届けるお仕事をしたいと思っていたので思わず出た言葉。その気持ちを忘れずに、これからもラジオで笑顔を届けたいです」と力を込めた。(小田切 葉月)


 ◇杉浦 英恋(すぎうら・えれん)2008年(平20)6月19日生まれ、愛知県出身の15歳。ディズニーランドのキャストに憧れ、小学1年生からダンスを始める。グループ一のアニメオタクで「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズなどが好き。憧れのアイドルはアニメ「アイカツ!」のキャラクター・星宮いちご。1メートル60、血液型O。

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