M！LK「ハッピー」横アリで熱狂　目標ドームツアーへ「突っ走っていく」　来年全国4都市ツアー発表も

初のアリーナ公演で観客の声援に全力で応えるM！LKの（左から）山中柔太朗、吉田仁人、佐野勇斗、塩崎太智、曽野舜太
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　5人組ダンスボーカルグループ「M！LK（ミルク）」が22日、横浜アリーナで単独公演を行った。2014年11月の結成から約9年で初めてのアリーナ公演。プレゼントボックスを模したセットから5人が登場すると、待ちに待った瞬間に約1万2000人の観客から大歓声。佐野勇斗（25）が「横アリ！お前ら盛り上がってるか！」と叫び、曽野舜太（21）が「本当に最高でハッピーな一日にします。楽しみにしててね！」と呼び掛けると、色とりどりのペンライトを揺らし熱狂ぶりを5人に伝えた。

　最新アルバムに収録されている「topaz」など全28曲を喜びをみなぎらせながら全力でパフォーマンス。演出を手掛けた塩崎太智（23）は「とにかく（ツアータイトルの）HAPPY！HAPPY！HAPPY！に合うようなセットリスト」と力説。トロッコなど、アリーナ規模ならではの演出も行った。

　サプライズも届けた。来年11月24日の結成10周年に向けて、結成9周年となる来月24日から全国の人に大きな愛と笑顔を届けるスペシャルプロジェクト「BIG　LOVE　YEAR」を実施。第1弾として、来年3～6月にかけて福岡、名古屋、大阪、神奈川でのツアー開催を発表。3万5000人以上を動員する。神奈川公演は来年6月8、9日にぴあアリーナMMで行う。

　アリーナを「み！るきーず（ファンの総称）」で満員にし、グループの夢であるドーム公演に一歩近づいた。佐野は「ドームツアーに立てるまで、この5人で突っ走っていきたい」と改めて目標を見据えた。

　▽M！LK　芸能事務所「スターダストプロモーション」に所属する佐野、塩崎、曽野、山中柔太朗（21）、吉田仁人（23）からなる5人組。グループ名は「何色にも染まることのできる存在に」という意味が込められている。21年11月24日に「Ribbon」でメジャーデビューを果たした。