カウアン・オカモト　ガーシー被告YouTubeで性被害告白した経緯「すっきりした。ずっと抱えてた」

カウアン・オカモト公式インスタグラム（＠kauan_antime_）から

　元ジャニーズJr.の歌手カウアン・オカモト（27）が文化放送「大竹まこと　ゴールデンラジオ！」（月～金曜後1・00）に出演。元参院議員ガーシー（本名・東谷義和）被告のYouTubeチャンネルで、性被害を告白した経緯を語った。

　今年3月に英BBCのドキュメンタリー番組で取り上げられ、4月に元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモトが会見で性被害を受けたと主張したことで大きな注目が集まった性加害問題。この問題の調査をしていた外部専門家による「再発防止特別チーム」の調査報告書が8月末に公開され、調査結果を受け事務所側は2度の会見を行い、従来のジャニーズ事務所の社名は「SMILE－UP.」に変更され、被害者救済や補償に特化し、補償が終わり次第廃業すると発表した。また、東山紀之を社長、井ノ原快彦を副社長とするエージェント会社を1カ月以内に立ち上げ、希望するタレント全員が移籍する。

　最初のきっかけとなったのは、ガーシー被告のYouTube生配信での発言だった。当時ソロ活動で失敗が重なり、精神を病んでいたというカウアンだが、同時期に同期だった元King＆Princeの岩橋玄樹がグループからの脱退を発表。ジャニーズ事務所を退所するタレントが相次ぎ、事務所の内情に注目が集まる中「このタイミングでリセットじゃないけど、ジャニーズ事務所のことをすごい聞かれることがあったし」として「また一緒にやる？」と旧ツイッターで岩橋に向けジョークを投稿したという。

　その投稿が話題を集めたことを受け、ジャニーズ事務所についての情報を呼び掛けていたガーシー被告に対し、「自分の辞めた経緯とかも含めて、リセットって意味で僕も話したいです」と、出演を願い出たと語った。そして、ジャニーズ事務所について語る中、ジャニー喜多川氏の性加害の噂の真相を尋ねられ、告白に至ったと説明した。「すっきりしたんですよね。ずっと抱えてた部分もあったし、いろんな意味で。それで避けてたんですよ、触れることを。そしたらBBCきたんですよね」と振り返った。