井川意高氏 3年2カ月の刑務所生活で得た「2つの収穫」を明かす「デトックスしたおかげで…」

[ 2023年10月12日 17:50 ]

井川意高氏インスタグラム(@mototaka_ikawa)から

 大王製紙前会長の井川意高氏(58)が12日までに更新されたYouTubeチャンネル「三崎優太 青汁王子」にゲスト出演。3年2カ月に及んだ刑務所生活について赤裸々に語った。

 井川氏は大王製紙創業家に生まれ、現役で東大法学部に合格。42歳で大王製紙社長、46歳で会長に就任した。だが、バカラにハマり、会社の金を湯水のごとく使い続け、2011年に巨額の使い込みが発覚。約106億円をつぎ込んだとして、同11月に会社法違反(特別背任)の容疑で逮捕、起訴され、執行猶予なしの懲役4年で収監された。会社から借りた106億円は、株や資産を売ってすでに返却を終えている。

 同氏が収監されたのは2013年。3年2カ月に及んだ獄中の生活を聞かれ、「いいこと、多かったですよ」と意外な答えを返した。

 最初に挙げたのが健康面。酒豪の井川氏は「(当時もあのまま)毎晩スピリタスで記憶がなくなるまでやってたら、たぶん普通の平均寿命よりも、早く死んでたかもしれない」という。いうまでもなく、刑務所内は完全禁酒。「3年2カ月、デトックスしたおかげで、すべての数値がきれいに正常値に(戻った)」と納得の理由を明かした。「3年長かったね」と気遣いの言葉を掛けてくれた周囲に対しても、「いや、あのままだと、10年普通の人より早く死んでいたから、7年得している」と語っているとか。

 もう一つの収穫は、膨大な時間で知識をインプットできたことだ。「49歳から52歳という人生の折り返し地点で3年間、活字を読むのが大好きなので、くだらない雑誌から本まで(読み漁りました)」。苦手だった数学や物理の本を読み直したのも、その時期だったという。

 ちなみに、「獄中内で涙が出た瞬間は」と聞かれた答えは、「ない!」だった。

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