NCTグループ勢揃い！有観客の単独公演では初で5万5千人熱狂　ユウタ「俺たちの力を見せつけようぜ！」

グループ公演を行った「NCT」　（左から）ジョンウ・ドヨン・マーク・テヨン・ジェヒョン・ウィンウィン
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　韓国発の次世代グローバルグループ「NCT」が16、17日の両日、東京・味の素スタジアムで、有観客の単独公演で初めてグループ勢ぞろいのライブを行った。NCTから派生した「NCT　127」「NCT　DREAM」「WayV」の固定グループに加え、曲ごとに編成が異なる「NCT　U」からなる20人組。今回は1人ケガのため19人が参加。大阪と2都市4公演で、総動員数22万人を記録したツアー最終公演を締めくくった。

　耳をつんざくばかりの黄色い歓声が、スタジアムにこだました。冒頭からいきなり、舞台下から19人がそろって登場。グループカラーの黄緑がペンライトにともされ、光の海が激しく波打った。「NCT　127」のリーダー、テヨンが「味の素！GO　TOKYO！」とあおると、シズニ（ファンの呼称）の熱狂が会場を包んだ。

　韓国、米国、タイなどの多国籍メンバーで構成されるグループ。高い表現力と抜群のパフォーマンスを持ち味に、各グループが世界で活躍する。全メンバーのSNSのフォロワー数は、合わせて1億人以上。特に日本人メンバーのユウタはインスタグラムのフォロワーが968万人で、日本人男性タレントで1位だ。「みんなの可愛い顔はいっぱい見たので、バカになった顔が見たい。俺たちの力を見せつけようぜ！」と力強く呼び掛けた。

　公演では「Black　on　Black」「RESONANCE」など人気曲を乱れ打ち。火柱に煙幕、そして夜空を花火が彩り、ド派手な演出も後押し。集まった5万5000人を前に、全41曲、約4時間の熱いステージを届けた。