「らんまん」万太郎、勝利宣言→寿恵子不在も予想外&誠実プロポーズ!ネット涙「歴代最高レベルの告白回」

[ 2023年6月2日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」第45話。まつ(牧瀬里穂)に寿恵子への想いを伝える万太郎(神木隆之介・左)(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は2日、第45話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第45話は、万太郎(神木隆之介)は寿恵子(浜辺美波)のことが頭から離れず、調子が出ない。りん(安藤玉恵)えい(成海璃子)ゆう(山谷花純)はそれぞれが経験した恋の話を披露し、激励。勇気づけられた万太郎は白梅堂へ…という展開。

 万太郎はりんたちに「恋敵は、高藤雅修様です。勝ちます!」と宣言した。しかし、寿恵子は白梅堂に不在。万太郎は店頭に並ぶ菓子を全部買い、寿恵子の母・まつ(牧瀬里穂)に“あの歌(The Last Rose of Summer)の花の絵”を預け、想いを伝える。

 万太郎「寿恵子さんに、申し入れたい儀がございます。けんど今は、まだ、言えんがです」

 まつ「娘は17です。あなた様がどんなお方か存じませんが、よいご縁があれば、お待ちすることはできませんよ」

 万太郎「分かっちょります。わしは、わしにできる一番の速さで、お嬢様を迎えに来たい。ほんじゃき、ここへは、しばらく参りません」

 文太(池内万作)「どういうことですか。お気持ちはおありになるのに、もう来ないと」

 万太郎「はい。やるべきことがあります。自分で決めた仕事ですき。それを放り出してしもうては、わしは、わしではのうなります。それに、一刻を争う仕事ですき。この国で、植物学を始めるいう、大事な仕事です」

 まつ「もう一度言いますが、娘はあなた様を待てなくても、構いませんか」

 万太郎「はい!わしは、全力で走ります!できるだけの速さで。真っすぐ走って、お嬢様を迎えに来ます!間に合わんかったら、ご縁がなかったもんと、きっぱりあきらめます」「これまで、うんまい菓子を、ようけ、ようーけ、ありがとうございました!わし、行きますき!さようなら!」

 文太「変わった方でしたね」

 まつ「うん、変わってる。でも、笑ってたね」

 SNS上には「格好良すぎる。涙の金曜日」「万太郎、凄いな!自分的に全く予想外の決断だった」「本人にじゃなく親へのだったけど、あんな立派なプロポーズされたら、うれしくて泣くわね(謎の親目線)」「『待っててほしい』とは絶対言わない万太郎に涙が出た。誠実さに胸を打たれる。走れ、真っすぐに義を通して走れ」「万太郎の潔い挨拶が爽やかでいいな。裏表のない天真爛漫な万太郎と一緒に走りたいと思った」「寿恵子ちゃんに直接言うより、ドーンと響いてくるこの感じ!朝ドラ史上一、品格のあるプロポーズ見せられたな!」「ヒロインが登場していないのに歴代最高レベルの告白回になるとか、ちょっと凄すぎる。誠実さと風変わりという、ともすれば物書きとして後者の方を膨らませてしまいそうになる人物像を絶妙の匙加減で描くなぁ。脚本がひたすら巧い」などの声が続出。反響を呼んだ。

 来週第10週の展開も注目される。

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