向井理で「パリピ孔明」　渋谷に転生した天才軍師役　強めキャラ「思い切り楽しむ」大人気漫画ドラマ化

フジテレビの10月期の水曜10時ドラマ「パリピ孔明」で諸葛亮孔明を演じる向井理
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　俳優の向井理（41）が、今秋スタートのフジテレビ連続ドラマ「パリピ孔明」（水曜後10・00）に主演する。中国の三国時代の軍師、諸葛亮孔明（しょかつりょうこうめい）役。

　累計発行部数160万部の同名人気漫画が原作。「蜀」の軍師として天才的な采配を振った孔明が、現代の東京・渋谷に転生するという物語。クラブで出会った少女の歌声に魅せられ、最高の頭脳を駆使しながら少女をプロデュースしていくコメディー作だ。向井は「孔明という役を、いかに説得力を持って表現するか。衣装やメークの力を借りて、作っていきたい」と抱負。公開されたビジュアルでは、特徴的な服装で、多くの人がイメージする孔明になりきっている。「帽子の高さも含めると2メートル10近い。とにかくボリュームがあります。重いし、暑くて大変」と苦労もあるようだ。

　シリアスな役柄から三枚目まで自在に演じる器用さで知られる向井。時代劇などにも多数出演し、徳川秀忠や土方歳三など著名な歴史上の人物を演じてきた。孔明はもちろん初めてだ。ドラマにはさまざまな“計略”が登場。現在、それらの本を読むなどして勉強中という。

　フジテレビ系の連ドラ主演は2020年の「10の秘密」以来3年ぶり。向井の起用について、編成局の高木由佳氏は「華麗な衣装を着こなしながらも知性と聡明（そうめい）さを感じさせる演者は、向井さんしかいない」と狙いを明かした。

　向井は「今回のようなキャラの強い役をこの年齢になって演じることがなかなかないので…思いっきり楽しんで演じたい」と準備を進める。ドラマでは音楽も話題になりそうで「“音楽”そのものを楽しんでご覧いただきたい」と呼びかけている。向井が“パリピ”としてどんなはじけっぷりを見せるのか注目だ。