太田彩夏「SKE48の武器になる」 チームK2が11年ぶりオリジナル公演

[ 2022年12月11日 20:51 ]

「時間がない」公演初日を迎え、ステージで踊るSKE48チームK2(C)2022 Zest, Inc.
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 SKE48チームK2にとって11年ぶりとなるオリジナル公演「時間がない」が11日、名古屋市の専用劇場でスタートした。

 全16曲で構成。1曲目「異形のダンス」では大きな黒い帽子をかぶったメンバーによる無表情のパフォーマンス。今までにない演出での幕開けとなった。4曲目「君は未来に試されている」の最後をK2ポーズで締めると、割れんばかりの拍手に包まれ涙ぐむメンバーもいた。

 中盤、メンバーが本番に向けたエピソードを紹介。公演曲は1曲ずつに分けてメンバーそれぞれに送られてきたが、副リーダーの青木詩織(26)が曲順につなげて約2時間かけて編集しメンバーと共有。ステージ上で仲間から感謝された青木は「編集せずに練習しろ、だよね」と述べて笑いを誘った。

 リーダーの太田彩夏(22)は終演前のあいさつで「(チームK2は)切っても切れない固い絆で結ばれています。まだまだ未熟な部分もありますが、まだまだ進化し続け、SKE48の武器となって前へ進み続けたい」と力強く宣言した。締めくくりの歌は「僕らを繋ぐもの」。感極まって涙を流しながら歌い上げたメンバーには客席から大きな拍手が送られた。

 運営側によると、チームK2の新公演は2011年「ラムネの飲み方」公演以来、11年ぶり。この新公演に対する「自信と覚悟、そして本気度を示すアクション」として、12月25日の上演回を「支払い価格一任公演」と名付けてチケット料金を観客に委ねることを発表。料金は最低1円で上限を1万円とする。こうした試みは48グループとして初めてだという。

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2022年12月11日のニュース