櫻坂46と風見しんごの意外な関係 振付師TAKAHIRO明かす「DNAは受け継がれてます」

[ 2022年12月9日 14:58 ]

風見しんご
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 プロダンサーで振付師のTAKAHIRO(41)が、8日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演し、自身が振り付けを手がけるアイドルグループ「櫻坂46」と、俳優でタレントの風見しんご(60)との意外な関係を明かした。

 改名前の「欅坂46」時代から、同グループの振り付けを担当するTAKAHIROは、番組で風見と対談。初対面だが、自身にとって風見は人生の方向性を決めた重要人物だったという。ある日、昭和ソングを特集をしたテレビ番組を見たところ、そこで放送されていたのが、風見の代表曲「涙のtake a chance」。風見は体全体を駆使し、ブレイクダンスを披露していたという。

 同曲の振り付けで、日本のテレビで初めてブレイクダンスを大々的に紹介した先駆者とも言われる風見。その姿に、TAKAHIROも「そこでブレイクダンスを初めて、人生で見たんです。うわあ、何てすごいんだって」と衝撃を受けたことを明かした。「歌だけじゃなくて、体ですよ。途中でマイクを置くんです、風見しんごさんが。ロボットダンスをしたり、ウエーブをして体が軟体のように見えたり、かと思ったら空中でバック宙をして、最後に背中で地面をグルグル回る。自分と全く違う世界の方で、こんな人に僕はなりたいって」。当時高校3年生だったと記憶しており、「何をやってもいつもあきらめちゃう自分が、こんな人になりたいって、その日から急に練習を始めたんです」と告白。「それが僕のダンスを始める(きっかけ)。今、ダンスの仕事をずっとしているんですけど」と熱弁した。

 その衝撃を、今は振付師として表現する立場にある。今年8月に発売された櫻坂46のアルバム「As you know?」の収録曲「摩擦係数」では、ブレイクダンスの要素を取り入れた振り付けを取り入れた。

 風見は「あの時の『涙のtake a chance』のブレイクダンスを見ていた子供…って言ったら失礼ですけど、その子が今、大きくなって、ダンサーになり、振付師になり、また次の世代に夢をつないでいる。そんな人物がなっているということが、すごくうれしかった」と感動。TAKAHIROは「ちゃんとDNAは受け継がれておりますので。風見しんごさんの」と感謝していた。

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2022年12月9日のニュース