三遊亭円楽さん死去 ロケット団・三浦が人柄を回想「腹黒どころか優しいイメージしかなかった」

[ 2022年9月30日 22:51 ]

ロケット団の三浦昌朗
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 お笑いコンビ「ロケット団」の三浦昌朗(48)が30日、自身のブログを更新し、肺炎のためこの日、死去した落語家の六代目三遊亭円楽(さんゆうてい・えんらく、本名・會泰通=あい・やすみち)さんに追悼の言葉を送った。

 円楽さんの自宅で開かれた新年会には毎年、足を運んでいたという三浦。「メキシコに連れてってもらう予定で全て用意したのに、当時メキシコで『豚インフルエンザ』が流行ってしまって行けなくなってしまい『代わりに出るよ』と、定例集会に出てくださいました」と、円楽さんの優しさあふれるエピソードも披露した。大喜利では故・桂歌丸さんらをいじる腹黒キャラのイメージだったが、三浦は「腹黒どころか、普段は優しいイメージしかなかったです」とつづり、「そしていつもオシャレでカッコいい師匠でした」と振り返った。

 円楽さんは三浦の師匠「おぼん・こぼん」と仲良しだったといい、「旅の仕事の打ち上げではよく、仲良しのおぼん師匠と二人でケツを出してはしゃいでました」と、師匠たちとの思い出を懐かしんでいた。他にも様々なエピソードを披露しながら、「とにかくまだまだ色々とお世話になりました。師匠、天国でゆっくり休んでください」と呼びかけていた。

 円楽さんは日本テレビの長寿演芸番組「笑点」の大喜利メンバーとして長年、出演し、お茶の間の人気者となった。今年1月に脳梗塞を発症し、リハビリを重ねて8月に高座復帰していた。その後、軽度の肺炎を患ったが回復し、肺がんの治療を再開した矢先に帰らぬ人となった。72歳だった。

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