松田美由紀 再婚は「全く考えたことがなかった」 子どもたち3人との生活には「いつもお父さんがいた」

[ 2022年9月25日 11:45 ]

松田美由紀
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 女優で歌手の松田美由紀(60)が25日、フジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。亡き夫・松田優作さんや家族への思いを明かした。

 この日は姉で女優の熊谷真実(62)、長女で歌手の松田ゆう姫(34)と鼎談(ていだん)。親子、姉妹でのテレビ初共演を果たした。

 美由紀は10代の時からモデルとして活躍し、21歳の時に俳優・松田優作さんと結婚。1983年に長男・龍平、85年に次男・翔太、87年にゆう姫が誕生するも、89年に優作さんが40歳で死去。その後、女手一つで3人の子どもたちを育ててきた。

 美由紀は「やっぱり優作がいなくて、ずっと4人でやってきたから、(家族4人は)スクラムが半端ない、スクラム感が…」と家族の関係性について告白。それでも「この間、ふと思ったけど、28歳で未亡人になっているわけじゃん。考えたら結婚できたんだなって。子どもも生んだり(できた)…全く考えたことがなかったから」と吐露。「それが優作とずっと、子どもたちを育てる責任感だったのかなって」と話した。

 最愛の夫との別れから30年以上、「恋人はいたけどね」と美由紀。「恋人がいても、子どもたちにはいつも話をしてきたし、優作の話もたくさん話してきたし、比べたこともないし、グチャグチャにしたこともないし。いつもお父さんがいた。それが私の誠実さなのかって」と語った。

 熊谷は「いまだに優作さんがカリスマでいられるのはみーちゃん(美由紀)の努力と、優作さんへのリスペクトだと思う」と指摘。美由紀も「最初はずっと松田優作の奥さんって言われるのはつらいなと思っていた時期もあった」と明かしつつも「本当の意味で、松田優作という人がどういう人で、何を伝えたがっていたのかって、影武者になって伝えていきたかったから。まさかそれが一つ、自分の才能だったっていうのは後に気づくことなんだけど。例えば、優作が“コマーシャル作ります”“エキシビションやります”“何をやります!”って言った時に、私が全部監修していて、そういうことでずっと優作と私は一緒に生きてこられた」と優作さんへの思いを語った。

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2022年9月25日のニュース