古舘伊知郎「密猟者」の取材でまさかの展開「向こうがこっちを捕まえようとするから…」

古舘伊知郎
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　フリーアナウンサーの古舘伊知郎（67）が12日、TOKYO　MX「5時に夢中！」（月～金曜後5・00）にゲスト出演し、取材での失敗談を語った。

　トークテーマは「事件取材の難しさ」。古舘は「急に思い出した」と切り出し、テレビ朝日アナだったころのエピソードを紹介した。北海道のとある川で「鮭の密漁が流行った」ことがあり、古舘は現場に行き取材を担当。ディレクターやカメラマンとともに、草むらに息をひそめ「不法にいくらとか鮭を持って行く」人を見張っていたという。

　しばらくすると「横に密猟者がいるって気配を感じた」ことから、「実況・リポートしろ」との指示を受けた古舘。意を決して草むらから立ち上がったところ、まさかの出来事が起こった。「警察とタイアップしているから、捕まえるんだって。満を持してパーッとライトを当てて。さぁ、捕まえようとしておりますって立ち上がった瞬間、向こうがこっちを捕まえようとするから。なんだと思ったら、向こうフジテレビのスタッフだったんです」と明かした。

　同じ事件を取材していたフジテレビスタッフも、この展開に驚いたよう。古舘は「お互いに見合っちゃった。そうこうしているうちに、密猟者が逃げちゃったんです」と痛恨の表情を浮かべた。番組MCのフリーアナ・垣花正は「沢山エピソードをお持ちですね」と感嘆していた。