金子恵美氏 旧統一教会信者から選挙活動支援の可能性に言及「電話がけだったり、ポスター貼りだったり」

[ 2022年7月26日 15:33 ]

金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(44)が26日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。議員時代に、宗教団体の「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の信者に選挙活動を手伝ってもらった可能性について言及する場面があった。

 番組では、この日の会見で岸信夫防衛大臣が旧統一教会の信者に選挙応援を受けたことを認めたことを紹介。これを受け、自身も17年まで、2期衆議院議員を務めていた金子氏は「講演であいさつをされているような方が社会的な問題のある団体としてわかっていたかはわからない」と前置きしたうえで、「選挙の応援ということでは、信者の方が特定の政党、議員を支持することは権利ですから、そして、来る方を無下に断ることはできない。選挙に関しては手が必要なので、そういった形でボランティアに入ってくれたらありがたいと思ってしまっていたと。私も世界平和(統一家庭)連合だったと思いますが、電話がけだったり、ポスター貼りだったり、詳細なところ、具体的なところまでよくわかりませんが、選挙の時に入っていただいた可能性がある」と明かした。

 さらに、金子氏は「選挙に関しては、さまざまな団体からの応援であるとか、ボランティアで入っている方(がいる)。人の出入りが激しい、しかも自己申告制なので、バックボーンをどこまで把握しているかは人それぞれ。把握できていないかもしれない。ボランティアの素性が分かってなくて、多くの団体の中の1つと思って、応援に入ってもらっている人たちもいると思う」と見解。「ただ、寄付金をもらったり、会費ももらったり、お金のやり取りがあればバックボーンというか、裏を取っていないと問題だと思います」とも続けた。

 「社会的に問題のある団体とは線引きをしないといけない」とも強調。個々の議員や陣営だけで身元を把握するのは難しいとも指摘し、「公安にマークされているなど、警察との連携をしっかり取るようにとか、(党としても)そういった指導をしていくことが対策になるのではと思う」とした。

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2022年7月26日のニュース