「ごぼうの党」奥野代表 アベプラ選挙特番で話をやめず…平石アナぶち切れ「マナーの問題としてダメ」

[ 2022年7月10日 23:21 ]

 「ごぼうの党」の奥野卓志代表(48)がABEMA「アベプラ 選挙特番」に参政党の神谷宗幣事務局長(44)とともに出演したが、ほとんどの時間を1人で喋り続け、テレビ朝日・平石直之アナウンサー(47)から再三止められる場面があった。

 奥野氏は、これまでは「鬼滅の刃」の鱗滝左近次の扮装で街頭演説などに登場していたが、この日はサングラス姿での出演。同党は多数の芸能人が応援投稿をしてきたが、この日は「日本はアメリカの言いなり」などの持論を展開。平石アナが何度も声を掛けるが、話を止めなかった。そのまま10分ほどたった時に平石アナが「強引に止めたくないので、そろそろ止めていただけますか?これ以上私も言いたくないんで。お二方を招いて…半分以上使っています。こちらの都合ではあるんですが、おっしゃっている時間は取ったつもりではありますので」と止めに入るが「私は今回、自分の命を掛けてこの椅子に座っているんだけど…」とさらに話し始めた。

 その後、参政党の神谷事務局長は「TikTokで若者がたくさん拡散をしてくれた」と語り、共感を得た理由などを話したが、奥野代表はそこでまた持論を話し始め、共演のたかまつななが「もっと参政党のことをもっと知りたい」と言って止めるほどだった。

 その後、EXITの兼近大樹も「芸能人が沢山応援してくれていたんですけど、今まで話していたことをすべて理解して応援してくれていたのか…。そうじゃなかった場合、彼らに迷惑がかかる」と指摘。奥野氏が「迷惑がかかる、かからないの問題じゃない。迷惑っていうのは、日本がなくなっても迷惑ってこと?」と言うと、平石アナは「マナーの問題もあります。神谷さんもお呼びしていて、参政党と2つの党を呼んでお話を伺っているので、順番にお話を伺いましょうと。言っていただく時間はきちんと取っているんですから」と呼び掛けた。兼近も「言い方次第ではイメージがずれるかなと僕は思うんです。いろんなイメージを持ってやられている方がいて、応援されている立場で、どういう形で恩返しでここにいるのかなと。少しイメージ悪くなるのかな」と言うと奥野氏は「奇をてらったことをしないと、国政制度に挑戦できないのかと。でも本当はね、若者の前で、街頭演説では表面的なトークだけで、同じトークを繰り返してきたけど、きょうは本音で…」と言ったところでCMに入った。

 番組終盤でも、若者に投票してもらうための選挙活動などを聞かれたが、新卒者の給料などについて話し続けると、宇佐美典也氏から「長いよ」という声が。「呼ばなきゃいいんだよ」と返した奥野氏に、長谷川ミラが「簡潔に伝える場だから…」と言うと「タイムウォッチで計ったらいいやん。聞く気なかったら帰れよ」と、グダグダになっていた。その後も違う質問をしても、話の続きをしようとしたため平石アナが「もうダメ。マナーの問題としてダメ。聞いていることに答えてくれないんだもん」と制止。さらに「私はこの場を仕切る立場として、全員の配分、滅茶苦茶気にしていますよ。それが仕事だから。だから、バランスが悪いから止めているだけで、おっしゃっていることについては言っていません。あと、ループした時には止める。給料の話しすぎ。そんなの皆言っているし!」と大声で制止していた。

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2022年7月10日のニュース