役所広司 3度の延期経た主演映画公開「我々の心に響く言葉がたくさんあります」

[ 2022年6月19日 05:25 ]

舞台あいさつを行った(前列左から)香川京子、松たか子、役所広司、田中泯(後列同)AKIRA、榎木孝明、小泉堯史監督
Photo By スポニチ

 俳優の役所広司(66)が18日、都内で主演映画「峠 最後のサムライ」(監督小泉堯史)の公開記念舞台あいさつに出席した。

 司馬遼太郎氏のベストセラー小説の映画化で、役所は幕末に東軍と西軍の間に立った長岡藩の家老・河井継之助役。「彼がなぜ、戦の道に進むことになったのかが作品の肝。日本人、人としての美しい生き方を教えてくれる」と強調。新型コロナウイルスの影響で3度の延期があり、完成から3年余りを経ての公開だったが「21世紀に生きる我々の心に響く言葉がたくさんあります」と言葉に力を込めた。

続きを表示

2022年6月19日のニュース