誤送金問題 加藤浩次「決済業者の判断で返金」論に疑問「自分らが疑わしいと言っているようなもの」

[ 2022年5月24日 09:37 ]

極楽とんぼの加藤浩次
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 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(53)が24日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。山口県阿武町が新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円を住民に誤送金した問題について言及した。

 山口県警はこの問題について、誤送金と知りながら一部を使用したとして、18日に電子計算機使用詐欺容疑で田口翔容疑者(24)を逮捕。田口容疑者は全額をオンラインカジノで使用したと供述していたが、国内の決済代行会社3社への出金を繰り返していたことが発覚。そのうち1社から約3500万円が町に返還されたと報道された。

 この報道を受け、番組に出演した識者らは、田口容疑者の指示、あるいは決済代行業者の独断で返金されたという2通りの見解を示した。

 これについて加藤は「決済代行業者が肩代わりするというのはちょっと考えられない」ときっぱり。「肩代わりするというのは、自分らが疑わしいと言っているようなものではないか。普通だったら考えられない」と持論を展開した。

 番組に出演した元千葉県警警部補の森雅人氏は「今回はオンラインカジノの決済業者ということで、ひょっとしたら自分の会社自体が犯罪収益の取得で警察の捜査を受けるかもしれない、賭博等についても操作が及ぶかもしれない。そういったことを念頭において独自の判断で返金したというのも可能性としてはゼロではない」と解説した。

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2022年5月24日のニュース