“すねに傷持つ男”メッセンジャー黒田から阿武町長へ 「災い転じて福となす」ための提言とは?

[ 2022年5月19日 17:10 ]

「メッセンジャー」の黒田有
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 メッセンジャー黒田有(52)が、自身のYouTubeチャンネル「くろだ煮」で、山口県阿武町長に向けてある提案をした。

 同町が新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円を誤って住民に振り込み返還を求めている問題。18日には電子計算機使用詐欺の疑いで住民の無職田口翔容疑者(24)が逮捕され、同容疑者は「オンラインカジノに使った」と容疑を認めている。

 黒田は「阿武町が被害者っぽくしゃべってるのも気になる。そもそも論、ずさん。悪いイメージついたら町民も嫌やろ」とため息。その上で、「さて、ここで町長に言いたい。災い転じて福となすって言葉があるやん。ここで僕が思うに、町おこしやな、と」と、渦中の花田憲彦町長に向けて話し始めた。

 共演のフリーアナウンサー子守康範に、阿武町の特産品をネット検索するよう頼んだ黒田。鮮魚やさざえ、「福賀ミネラル西瓜」「福賀高原梨」など次々挙がると、「ふるさと納税の返礼品にして、税金集めましょ」と語り、大阪市内にある子守のスタジオで「阿武町物産展しよう。463円均一で」と、注目を集めている中で前向きな行動に出ることを勧めた。

 決してちゃかしているわけではないようで、「ふるさと納税で補っていかないと(容疑者の)男は返すって言うてるけど、待っててもきっと無理やんか」と持論。「町民が気の毒。不名誉なことで有名になっても嫌やと思うし。町民のために前向きな事を考えんと」と話した。

 子守に町長と面会するよう求め、「吉本興業の黒田という三流芸人が言うてます、と伝えて。災い転じてくれ、と。なぜなら、すねに傷ある身やから気持ちはよう分かる」と苦笑いするも、真剣に提言していた。

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2022年5月19日のニュース