来年「どうする家康」広瀬アリス「憧れ」大河初出演“地元”側室・於愛の方役に縁 松潤に「頼り切りたい」

[ 2022年4月15日 11:10 ]

来年の「どうする家康」で大河ドラマ初出演を果たす広瀬アリス(C)NHK
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 女優の広瀬アリス(27)が来年2023年のNHK「どうする家康」で大河ドラマ初出演を果たすことが15日、オンライン会見で発表された。主演の嵐・松本潤(38)演じる徳川家康の側室・於愛の方(おあいのかた)役。広瀬は静岡県出身。於愛の方の御所は静岡にあり「授業で習いまして、知っていました。地元とゆかりのある役で、とても縁を感じています」と静かに喜びを口にした。

 於愛の方は、激動期の家康を支えた二代将軍・秀忠の母。読書好きで極度の近眼。ユーモラスな行動が周囲に癒やしを与える。ガマンが続いていた家康の心に明かりを灯す愛深き姫。実は夫を戦乱で亡くし、幼子を連れて側室となった苦労人。

 この日は松本演じる家康を支える“チーム家康”の新キャスト11人が発表され、広瀬は紅一点。「女性…欲しい。寂しいです。楽しくできたらといいと思うんですけど、今のところ仲良くできるのか、とても不安です」と緊張気味。松本から「そんな変な人たちですか?」と心配されていた。 

 大河初出演については「自分が役者をやっている上で大河や朝ドラは漠然とですけど、いつか出てみたいなと思っていて、憧れはありました。なので、今回、お話を頂いた時は率直にうれしかったですね。顔が濃いので時代劇はご縁がないのかなと思っていたんですけど、自分に合った役なのかなと思って、今から楽しみです。これから於愛の方のことをさらに勉強して愛情を持って、全身全霊で演じたいと思います。たぶん松本さんとのシーンが多いので、頼り切りたいと思います」と意気込み、最後は笑みが浮かんだ。

 大河ドラマ62作目。「リーガル・ハイ」「デート~恋とはどんなものかしら~」「コンフィデンスマンJP」などを生み出した希代のストーリーテラー・古沢良太氏が手掛けるオリジナル脚本。乱世を平定し、東京の礎となる江戸を築いた家康を単独主役にした大河は、滝田栄が主演を務めた1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。

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2022年4月15日のニュース