辛坊治郎氏 「もう27年たちました」阪神淡路大震災 震災の備え「使える補助は全部使って」

[ 2022年1月17日 17:31 ]

辛坊治郎氏
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 辛坊治郎氏(65)が17日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月曜~木曜後3・30)に生出演。発生から27年を迎えた「阪神淡路大震災」を振り返りつつ、地震対策について語った。

 番組冒頭、「1月17日といえば1995年(に発生した)阪神淡路大震災の日でございます」と切り出した辛坊氏。「もう27年ということは、リアルで記憶にある人って30歳以上ということですよね。30歳より若いみなさんってニュースで知っているとか、そういう人たちが大半だと思いますが…もう27年たちました」と回顧した。

 地震には大きく2つの種類に分けられることを説明しつつ、地震対策について、「阪神淡路大震災は典型的な直下型の地震です。阪神淡路大震災の後、自治体で耐震診断とか耐震補強に予算がついていた時期があるんですが、今は大分少なくなっちゃったのかもしれない。でもいまだに自治体によってはそういうことに補助を出しているところもあると思いますから、使える補助は全部使って自分の住んでいる家がどのくらい耐震性能があるのか?と、これに限ります」と力説した。

 阪神淡路大震災をキッカケに、閣議了解により毎年1月17日は「防災とボランティアの日」と制定された。辛坊氏は「とにかく今日は1月17日ということで。直下型地震の場合は、家がつぶれないように事前にちゃんと手当をしておく。(東日本大震災のような)プレート型の大地震の場合は、津波が怖いからとにかく逃げる。この2つだけは覚えてくださいね!と言い続けています」としたうえで、「もう言いたいことは変わりません。これで全てです」と、改めて呼び掛けていた。

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