舛添要一氏 小池都知事の話題にヒートアップ「やっぱり非常識」「だましてばっかり」

[ 2021年11月28日 16:20 ]

舛添要一氏
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 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(72)が28日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に出演。東京都の小池百合子知事(69)に関する話題の中でヒートアップする場面があった。

 小池知事は26日、過労による静養を終えて約1カ月ぶりに定例会見を開いた。「静養中、重病説も流れたが詳しい病状は?」と記者から問われ、「過労が重なったことから、複合的につらかったところがあった」と説明、重病説に反応し「“いいかげんなこと言うなよ”と思っている。こうして戻ってきたのが何よりの証左だ」と笑みを見せた。番組はこの一件を取り上げ、小池知事への見解を求められた舛添氏は「やっぱり非常識ですよね」と第一声。「岸田総理が『疲れた』って言って1カ月休んで人々が許しますか?ってことなんです」と続けた。

 タレントの「ゆきぽよ」こと木村有希(25)は「めっちゃ働いてますもん小池さん」とフォローするも、舛添氏は「だけど、何が問題かって言うと情報公開していないんですよ」と指摘した。東京都知事は「1300万人の命を預かっている」としつつ、「病名はこうです、こういう薬で今治しています、治療期間は何日間って言うべきなんですよ。総理だったら必ず、どの国だってそうです。だから、なんで東京都だけ情報公開しないでいいんですか?っていうことなんです」と語った。

 「そしたら舛添さんが聞いてくればいいんです、小池さんに」と振られ、「いやいや、会うのも嫌ですから」と即答。なおも収まらない舛添氏は、「どう嘘でもつけるんです。だから都知事なんてどうでもいいってことを示しているんですよ、ひと月いなくても動くという事は。要するに役人が働いておけばトップがいなくてもすむということ」と、まくしたて「もっと岸田さんのほうが働いていますよ、彼女よりも。だからそういう“常識”について聞かないって言うのは、マスコミの怠慢なんですよ」と語気を強めた。

 自らが都知事の時代、入院したことがあったそうだが「病室に都知事室を作って看護を呼んで(職務を)やっていて」と振り返った。また病状についても定期的に発信していたとし、「完全に情報公開をしています、包み隠ししないで」と話した上で、「(小池知事は)情報公開って言っていて。だましてばっかりなんですよ、それはよくない」と斬り捨てた。

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2021年11月28日のニュース