「鎌倉殿の13人」小栗旬 静岡ロケに手応え!オープンセット「タイムスリップ」殺陣「技術より荒っぽく」

[ 2021年7月20日 14:10 ]

来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で静岡ロケを行っている主演の小栗旬(C)NHK
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 俳優の小栗旬(38)が主演を務める来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は7月上旬から約2週間にわたり、物語序盤の舞台地となる静岡県内でロケを行っている。北条家ゆかりの地・伊豆の国市のオープンセットを中心に、沼津市、裾野市、富士宮市など各地で新型コロナウイルス対策を講じながら鋭意収録。小栗は20日、同局を通じてコメントを発表。「(オープンセットで)タイムスリップしたような気分で撮影できるので、とても助かっています。(殺陣は)平安時代末期~鎌倉時代ということで、技術がどうこうというよりも、荒っぽく、坂東武者の荒々しさのようなものをテーマに演じているので、そこの部分はうまく出せていっているのではないかと思います」と手応えを示した。

 ヒットメーカーの三谷幸喜氏(60)が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲームを描く。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本、小栗は大河初主演に挑む。

 静岡ロケは、主人公・北条義時(小栗)ら北条勢が伊豆の平家方の館に攻めかかるシーンや、 挙兵した源頼朝(大泉洋)の軍が父・義朝の拠点だった鎌倉に入るシーンなどを撮影。

 小栗は「撮影は順調に進んでいて、物語のオープニングの方の大事なシーンもいい感じに撮れたと思います。やはり外に出てくるとスタジオとは全く違う気持ちよさがあります。すぐ近くに北条ゆかりの地があるという、すごくいい場所にオープンセットを建てていただき、いろいろ当時のことを想像しやすい、タイムスリップしたような気分で撮影できるので、とても助かっています。ロケなので、戦のシーンも多く、今まで出演した大河ドラマの中で、今回が一番戦っているかもしれません。殺陣については、平安時代末期~鎌倉時代ということで、技術がどうこうというよりも、荒っぽく、坂東武者の荒々しさのようなものをテーマに演じているので、そこの部分はうまく出せていっているのではないかと思います」と好感触を口にした。

 6月9日に横浜・緑山スタジオでクランクイン。番組公式ツイッターも「6月上旬にクランクインした『鎌倉殿の13人』は、新型コロナウイルス感染症対策をとりながら、鋭意収録中!7月は物語序盤の舞台地となる静岡県内でロケを行っています」と報告した。

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2021年7月20日のニュース