安東弘樹アナ“古文・漢文オワコン論”に持論 「古文・漢文の割合は減らして、実践的な教育は増やすべき」

[ 2021年2月24日 21:53 ]

元TBSでフリーの安東弘樹アナウンサー
Photo By スポニチ

 フリーアナウンサーの安東弘樹(53)が24日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に出演。“古文・漢文オワコン論”についてコメントする場面があった。

 事の発端は「2ちゃんねる」創設者の西村博之(ひろゆき)氏(44)が19日に投稿したツイート。「古文・漢文は、センター試験以降、全く使わない人が多数なので、『お金の貯め方』『生活保護、失業保険等の社会保障の取り方』『宗教』『PCスキル』の教育と入れ替えたほうが良い派です」とし、続けて「古文漢文はやりたい人が学問としてやればいいだけで必須にする必要ないかと」と私見を述べた。

 この提案に、ネット上では賛否両論。「漢文は古代中国の知恵、古文は昔の日本人の情緒を学べる」「便利と無駄だけで考えたら、いらないものばかりになってしまう」というものもあれば「完全な暗記科目。思考力を育てる今の教育に合っていない」「形式的に勉強してもつらいだけ。選択制にすればいい」といった意見もあった。

 安東アナは「使わないものが必要ないとは思わないんですけども。例えば欧米だと多いんですけど、疑似選挙があって。きちんと候補者もいて、投票もできる、そこで政治に興味を持たせることができるんです。あと、日本人は投資を含めて商売というものを科目でやることに抵抗があるのか、実践的な学問が足りないとは思いますね」と語った。

 MCの垣花正アナウンサー(49)が「お金のことを学校で学ぶのはまだ早いとか、ちょっと口にするのは汚いっていう感じはありますよね」と話すと、安東アナは「確かに、それは本当に時代遅れで。実際に、政治・経済の基礎を小さい頃から学ばないとね。古文・漢文の割合を減らして、実践的なものは増やしたほうがいいと思います」と持論を展開した。

続きを表示

2021年2月24日のニュース