みのもんた、安倍首相の懐の広さ指摘 会食した過去回顧「彼が僕に“会いたい”と言ったらしいの」

[ 2020年9月6日 10:00 ]

みのもんた
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 タレントのみのもんた(76)が6日の読売テレビ「朝からみのもんた」(日曜前6・30)で安倍晋三首相との思い出を語った。

 番組は8月4日に収録したため、その後に辞任を表明するとは想定もせずにトークを展開。元衆院議員でタレントの東国原英夫(62)から寄せられた「安倍首相のことをどう思いますか?」の質問に、「最高、安倍さん最高。まず長期政権。1回総理大臣になってお腹が痛いと言って辞めてまた総理大臣になった人ですから」と答えた。

 「見て下さいよ、このコロナの一件の時のマスクの大きさ。みんな小さい小さいって言うけど、あれは外して直ぐ眼帯に出来るようにあの大きさにしたのですから」とジョークも。

 園遊会を含め3回目ほど会ったことがあり、初対面は「女房(2012年に死去)と一緒に食事に招待されて。官邸ってあるでしょ。あそこの中に食事処があるんですよ。素晴らしいお座敷が。彼が僕に“会いたい”と言ったらしいの」と経緯を説明。

 小島瑠璃子(26)から会食中はどんな話をしたのかと問われると、「(首相からは)何も聞かれませんでした」。小島が首を傾げながら「ただご飯(を一緒に)したかっただけ?」と聞くと、「そうらしいでです」と返した。

 さらに「僕のラジオの番組にも出てくれましたしね。そういう意味ではなかなか視野の広い人ですよ。トランプ(米大統領を)相手にメシを食うこともあれば、みのもんたを相手にメシを食う。これはすごいですよね」と懐の広さを強調。

 魅力については「背が高いところ。あと歴代の総理大臣の中で一番外遊が多いんじゃないですか。あの行動力は凄いです」と持ち上げた。

 一方で「いろんな学園の土地の問題だとかね、いろいろ抱え過ぎましたよね。もっとガードを硬くした方がいいんじゃないかな」と語りつつ、「ただ安倍さんというのは、お坊ちゃんだし、人のいいところあるから、あまり隠し事はしたくないタイプ。大して悪いことはしてない、悪いとられることもないと思っていても、世間がね逆手逆手にとったりする。そういう損はしていますよ」と擁護した。

 昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反の罪に問われた前法相の衆院議員河井克行被告と妻の参院議員案里被告についても言及。「法務大臣までやったやつがね、女房のために金使ったとか金使わないとかで…情けないですよ。次元が低すぎます。しかも国民の税金から集めた金をね、許せませんよ。徹底的に(事実を解明)すべきです」と斬り捨てた。

 政界入りを誘われたことについては「ありますよ。数知れず」と告白。「冗談でいうわけですよ。朝(の番組)であんだけキツイこと言ってんだから政界へ打ってでろよ、と。そうしないと国会の代表質問に呼ぶぞ、と脅されたこともあります」と明かした。

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