SKE運営会社 役員の逮捕を謝罪「事実確認中」も解任 海外事業担当で「タレントとの交流・接点ない」

[ 2020年7月28日 18:30 ]

 アイドルグループ「SKE48」の運営会社「ゼスト」(東京都港区)は28日、同社の役員男性(58)がこの日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕されたことを公式サイトで謝罪した。「事実関係を確認中」としながらも「この度の事態を厳粛に受け止め」、海外事業担当の役員を同日付で解任。「当社グループ所属タレントとの交流・接点はございません」とした。

 逮捕容疑は昨年11月23日未明、東京都町田市内の駐車場に止めた乗用車内で、都内に住む無職少女(当時15)と高校2年の女子生徒(当時17)に現金を渡す約束をして、わいせつな行為などをした疑い。

 役員男性は「車には乗せたが、わいせつな行為はしていない」と容疑を否認している。

 神奈川県警によると、少女2人は会員制交流サイト(SNS)に援助交際の相手を募集する書き込みをしていた。海老根容疑者は2人に現金計5000円を渡した。県警のサイバーパトロールで発覚した。

 ゼストの発表は以下の通り。

 本日、当社の役員が、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕されたとの報道がなされました。

 このような形で当社役員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、当社に所属するアーティスト・アスリート・タレント・俳優およびファンの皆様、お取引先企業様、当社グループ企業など、当社に関係するすべての方々に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

 現在事実関係を確認中ではございますが、当社ではこの度の事態を厳粛に受け止め、当該役員を本日付で解任いたしました。なお、当該役員は海外事業担当であるため、当社グループ所属タレントとの交流・接点はございません。

 今後は、警察からの捜査協力への要請には全面的に協力してまいりますとともに、全役職員の指導をいま一度徹底し、信頼回復に向け、全力で取り組んでまいる所存でございます。

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2020年7月28日のニュース