TOKIO長瀬 福島“応援団”は継続 秋に新CM出演へ

[ 2020年7月24日 05:30 ]

「TOKIO」長瀬智也
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 来年3月末でTOKIOを脱退し、ジャニーズ事務所を退所することを発表した長瀬智也(41)が、グループが2012年から携わる福島県の農林水産物応援企画「ふくしまプライド。」の新CMに出演予定であることが23日分かった。CMは秋口から放送されるという。

 今月15日から放送中の現CMでは城島茂(49)、松岡昌宏(43)、国分太一(45)の3人が個別に名産品をPR。長瀬はメインポスターへの参加のみだった。CM発表当時、長瀬の不参加を心配する声が出ていたが、新作では4人がそろう方向だ。

 TOKIOと福島県の関わりは、日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH!!」の企画「DASH村」から始まった。何もない更地から村を開拓する人気企画で、当初は所在地を公表していなかった。だが2011年の東日本大震災に伴う原発事故の影響を受け被災したことを公表。グループ自ら広告塔となり同県をもり立ててきた。

 脱退と退所発表から一夜明けたこの日、福島県のPR事業に関わる関係者から長瀬への感謝と期待の声が相次いだ。「ふくしまプライド。」事業局に勤務する阿部良一さん(53)は「皆さんのおかげで、農業に興味を持つ若者が増えた。長瀬さんが退所されるのは残念ですが、またいつかみんなで“DASH村”をやってほしい」と願いを込めた。都内のアンテナショップ「日本橋ふくしま館 MIDETTE」館長の小山勉さん(44)も「震災で一番大変な時も、そのあとも風評被害払拭(ふっしょく)のためにも活動してもらえた。先方が了承してもらえるなら今後も一緒にやっていきたい」と話した。

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2020年7月24日のニュース