「麒麟がくる」第10話は16・5% 再び同時間帯横並びトップ!「イッテQ」「TVタックル」など抑え

[ 2020年3月23日 09:19 ]

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演を務める長谷川博己
Photo By スポニチ

 俳優の長谷川博己(43)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)の第10話が22日に放送され、平均視聴率は16・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが23日、分かった。日本テレビ「世界の果てまでイッテQ」(日曜後7・58)の14・6%、テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル“新型コロナ”感染症の専門家が大激論SP」(後6・30)の12・6%などを抑え、同時間帯横並びトップ。同時間帯横並び1位は第2話(1月26日)以来、約2カ月ぶりとなった。

 前回第9話から1・5ポイント増と好調をキープ。16%以上は第3話(2月2日)の16・1%以来、約1カ月半ぶり。番組3位の高視聴率となった。

 初回19・1%と好発進。第2話=17・9%、第3話=16・1%、第4話=13・5%、第5話=13・2%、第6話=13・8%、第7話=15・0%、第8話=13・7%、第9話=15・0%、第10話=16・5%と推移している。

 本放送の2時間前にオンエアされ“早麒麟”の愛称で親しまれているBSプレミアム(日曜後6・00)は4・7%だった。

 大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを照らす。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

 第10話は「ひとりぼっちの若君」。京を訪れていた旅芸人の一座の元で、駒(門脇麦)は戦災孤児だった自分を拾い、育ててくれた女座長・伊呂波太夫(尾野)と再会する。その年の末、今川義元(片岡愛之助)が尾張の国境に侵攻してくる。織田信秀(高橋克典)の元に人質として置かれていた三河松平家の嫡男・竹千代(のちの徳川家康)の引き渡し要求に、斎藤道三(本木雅弘)は広い三河を今川に押さえられることに危機感を覚える。光秀(長谷川)は帰蝶(川口春奈)を通して動向を探るべく尾張・那古野城へ遣わされたところ、信長(染谷将太)と出会う…という展開だった。

続きを表示

2020年3月23日のニュース