IQプロジェクト インターネット配信で元気届ける

[ 2020年3月19日 09:13 ]

「IQプロジェクト」が一丸となって元気を届ける。(左から)トキヲイキルの大庭彩歌、Hello Youthの田仲笑茉、LinQの高木悠未、トキヲイキルの藤松宙愛、LinQの吉川千愛、Hello Youthの平松聖菜
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 新型コロナウイルスの影響でイベント中止が相次ぐ中、ジョブネットが展開する「IQプロジェクト」の面々はインターネットを使って定期的に無観客ライブやトークの配信を実施し、元気を届けている。LinQ、エンターテインメント集団のトキヲイキル、LinQに対抗できる新グループとして位置づけられたHello Youth(ハローユース)。それぞれの取り組みを紹介する。

 中止や延期など、もどかしさが募る現状にLinQの高木悠未(22、ゆうみん)は「人生ではじめてのことで、動揺しております」と率直な思いを語った。LinQは2月末、3月に予定した4つの定期公演(名古屋、西川口、新横浜、熊本)が延期。イベントが中止になるなど影響を受けている。

 そこで始めたのがインターネットを使った定期無料配信だ。「こういう状況だけど、楽しんでいただきたい」と高木。平日はトーク、週末はライブが基本軸。すでに数度実施し、1500人前後の視聴者数だった。この人数は普段、公演やライブを行う会場のキャパシティーより多く、「新しい人に初めて触れてもらえる部分では、いい機会になっていると思う」(高木)とポジティブに捉える。

 だからこそ、もっと視聴者数を増やしてLinQの輪を広めたい。3代目リーダーの吉川千愛(24、ちあっきー)は「(視聴者数を見ると)横ばいだった。同じ事をやっても、面白くないと思う」と見せ方、楽しませ方をメンバーと模索中だ。

 無観客ライブでもやることは変わらない。

高木は「ライブの時は画面越しに見ている人を想像しながら踊るんですけど、(ファンからの)コールが聞こえてくる感じでした」と“普段通り”を意識してパフォーマンスをしている。
 落ち着けば、ファンと何をしたいか。吉川も高木も迷わず「ライブがしたいです」と即答した。吉川は「向こう(遠征先)で待ってくれている人もいると思う。寂しい思いをしていると思うので、頑張りたい」と力を込めた。

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2020年3月19日のニュース