大地真央 明治座公演開幕「笑って泣けて明日の活力源に」

[ 2019年11月3日 16:41 ]

明治座11月公演「ふるあめりかに袖はぬらさじ」の取材会に臨む出演陣。前列(左)から佐藤B作、横内正、大地真央、矢崎広、中島亜梨沙、後列(左)から久保田磨希、未沙のえる、温水洋一
Photo By スポニチ

 女優の大地真央(63)が座長を務める明治座(東京都中央区)の11月公演「ふるあめりかに袖はぬらさじ」が3日、開幕。昼公演終了後に主要キャストが取材に応じ、大地は「やればやるほど楽しくなっています。千秋楽まで大切に演じたいと思います」と意気込んだ。

 歌、三味線、踊りで彩る音楽劇で、明治座では一昨年7月以来の再演。開国と攘夷に揺れ動く幕末の横浜を舞台に、たくましく生きる人々を描く。新キャストに加わった温水洋一(55)は明治座初登場となる。

 再演に至って大地は「本当にうれしかったですね。(初演から)2年後という早い時期に。キャスト方々か半分くらい新しくなって作品の、より深みが出たんじゃないかと思います」と笑顔。

 自ら「おしゃべり好きで面白い」と紹介する芸者・お園役については、「素の部分はあるのか?」との問いに「全部お園さんです。普段はありません」と役になりきって回答。「役の上で、ということか?」との質問にも「そうでございます」と返した。

 「お稽古場でいろんなアイデアを出し合ったり、本当にいいカンパニー(一座)なんですね。ですから自然にみんなで盛り上げている」と舞台裏の雰囲気を紹介。

 27日の千秋楽までの体調管理については、「食べて寝て、ちゃんと早起き」を強調。

 「音楽劇ということで歌も踊りも、私は三味線も弾き語りも…とってもテンポよくて見どころ満載」とPR。「(作品の)タイトルだけを聞かれると、堅いイメージに思われる方もおられると思うんですけど、本当に笑って泣けて明日の活力源になっていただける作品になっているんじゃないかと思います」と来場を呼びかけた。

続きを表示

2019年11月3日のニュース