初の最優秀棋士賞 豊島2冠「より一層精進したい」

[ 2019年4月19日 05:30 ]

将棋大賞受賞者勢ぞろい。前列奥から2人目が豊島2冠(撮影・我満 晴朗)
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 2018年度の将棋大賞授与式が18日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、初の最優秀棋士賞に選出された豊島将之王位・棋聖(28)、6度目の優秀棋士賞を獲得した渡辺明王将・棋王(34)らが表彰された。

 タイトル初獲得から一気に2冠を手にした豊島は「前回の敢闘賞が励みになり、飛躍の年にしたいと思っていた。より一層精進したい」とあいさつ。勝率一位賞と升田幸三賞の藤井聡太七段(16)、名局賞の羽生善治九段(48)は欠席した。

 このほか、将棋番組や専門誌で普及に貢献した乃木坂46の伊藤かりん(25)に将棋親善大使委嘱状、映画「泣き虫しょったんの奇跡」に出演した俳優の永山絢斗(30)に初段免状が授与された。

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