勘九郎「良いものできる予感しかない」 「いだてん」ピエール瀧容疑者代役・三宅弘城と大河再共演で

[ 2019年3月24日 05:30 ]

「いだてん」のトークイベントに出席した中村勘九郎
Photo By 提供写真

 歌舞伎俳優の中村勘九郎(37)が23日、都内で、主演するNHK大河ドラマ「いだてん」のトークイベントに俳優の生田斗真(34)とともに登場した。

 共演者のピエール瀧容疑者(51)がコカインを摂取したとして麻薬取締法違反の疑いで今月12日に逮捕され降板。それ以降初めて取材に応じた勘九郎は、代役が俳優の三宅弘城(51)に決まったことに「必ず良いものが出来上がるという予感しかない」と前向きに語った。

 瀧容疑者が演じていたのは、主人公(勘九郎)にマラソン用の足袋を提供する足袋屋の主人役。物語の重要な役どころで、出演シーンをカットするのは不可能なことから、三宅が代役となって全シーンを撮り直していく。

 勘九郎は「限られた日数で撮らなくちゃいけないから大変だと思う。三宅さんには先日会って“頑張りましょう!”と言いました」と明かした。

 三宅は93年に人気劇団「ナイロン100℃」の旗揚げに参加した実力派で、勘九郎とは04年の大河ドラマ「新選組!」で共演している。

 勘九郎は「舞台の三宅さんを見てファンだったので“新選組!”で初めてお会いした時に“ファンです。握手してください”と言って握手した」と思い出話を披露。2度目の大河共演となって「またご一緒できるので、物凄くうれしい。三宅さんは大変でしょうが、百戦錬磨のプロ。私もバックアップしますが、個人的には楽しみでしようがない」と明るい笑顔を見せた。

続きを表示

この記事のフォト

2019年3月24日のニュース