「グッド・ドクター」第7話また番組最高13・0%!フジ“木10”13%超は「昼顔」以来4年ぶり快挙

[ 2018年8月24日 09:12 ]

好調のフジテレビ“木10”「グッド・ドクター」に出演中の(左から)上野樹里、山崎賢人、藤木直人
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 俳優の山崎賢人(23)が主演を務めるフジテレビ木曜劇場「グッド・ドクター」(木曜後10・00)の第7話が23日に放送され、平均視聴率は13・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが24日、分かった。第5話の12・2%を0・8ポイント上回り、自己最高を更新。同局の伝統枠「木曜劇場」のうち、13%超えは2014年7月クール「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」最終回の16・5%以来、約4年ぶりの快挙となった。

 初回=11・5%、第2話=10・6%、第3話=11・6%、第4話=10・6%、第5話=12・2%、第6話=10・8%に続く7週連続2桁キープの好調ぶり。木曜劇場のうち、初回から7週連続で視聴率2桁を維持したのは、14年10月クール「ディア・シスター」以来、約4年ぶり。

 見逃し配信も好調。15年1月から同局が運営している動画配信サービス「FOD」の見逃し配信において「グッド・ドクター」初回(7月12日)の再生回数が7月18日までに80万回を突破。昨年7月クールの“月9”「コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜THE THIRD SEASON」が持っていた初回最高記録を更新し、同局の連続ドラマ初回として歴代1位となった。

 自閉症スペクトラム障がい(対人関係や言語の発達に偏りがある者)によりコミュニケーション能力に問題を抱える主人公を、山崎が熱演。難役に挑み、新境地を開拓した山崎の演技力とストーリー展開が毎回「涙腺が崩壊しました」などと反響を呼んでいる。

 山崎が初の医師役に挑むヒューマンドラマ。小児外科医の世界を舞台に、自閉症スペクトラム障がいによりコミュニケーション能力に問題を抱える一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群(特定の分野で優れた能力を発揮する者で、知的障がいや発達障がいを有することが多い)の青年・新堂湊(山崎)の成長を描く。

 原作は昨年、米国でも「グッド・ドクター 名医の条件」として連続ドラマ化された2013年の同名韓国ドラマ。共演は、16年5月にロックバンド「トライセラトップス」のボーカル和田唱(42)と結婚後、連続ドラマ初出演となる上野樹里(32)、藤木直人(45)ら。

 第7話は、保育士の倉田菜々子(福田麻由子)が東郷記念病院に夏美(上野)を訪ねてくる。菜々子は14歳の頃、卵巣に卵巣嚢腫(のうしゅ/卵巣の一部にできた袋状の腫瘍内に液体がたまる病気)が見つかり、卵巣を片方摘出するという手術を受けていた。その時の担当医が夏美。菜々子は自分の身体の状態を、同僚で恋人の馬渕健太郎(藤原季節)に一緒に説明してほしいと頼む…という展開だった。

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2018年8月24日のニュース