「シャンプーハット」のこいで 漫画が単行本化「印税で1億円稼ぐ」と宣言

[ 2018年8月9日 19:54 ]

漫画「パパは漫才師」単行本を出版したシャンプーハット・こいで(左)とアシスタントの「蛙亭」中野周平
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 漫才コンビ「シャンプーハット」のこいで(42)の漫画「パパは漫才師」(小学館、1080円)が単行本化。「印税で1億円稼ぐ」とこいでは宣言した。

 18年3月から小学館が運営する漫画アプリ「サンデーうぇぶり」で漫画「パパは漫才師」を連載。こいで家で起こったほほえましい出来事をシュールな絵柄で描いた作品。第1巻が9日発売となり、大阪・天王寺で発売記念イベントのトーク、サイン会に、漫画アシスタントの中野周平(27)と2人で出席した。「1年前には連載することも、小学舘から(単行)本を出すことも考えてなかった。うれしい」とこいでは話した。

 絵を描くことが好きだったこいで。元々、3人の子供の成長記録としてエピソードを書き留めていたそうで、その内容が「漫才としては弱いけど、漫画なら笑える」と漫画にするキッカケとなった。中野は色のトーンなどを担当。森本大百科がサブキャラなどを担当。2人の後輩芸人がアシスタントとしてサポートしている。本業のお笑いの仕事を考えて、4週分のストックが貯まってから3月17日に連載をスタートした。内容は「実話です」とこいで。ただ、子供ら登場人物の名前は少しずつ変えてある。

 ピース・又吉直樹(38)が15年に「火花」で「芥川賞」を受賞。最近ではカラテカ・矢部太郎(41)が6月に「大家さんと僕」で「手塚治虫文化賞短編賞」を受賞。こいでにも期待がかかるが「賞でなく印税で1億円稼ぐ。半分が税金だから2億円稼がないと。家のローンが74歳まであるんで、繰り上げ返済もしたいし…」と名より実を優先することを明かして笑いを誘った。

 相方のてつじは自身の食通を生かして16年に「関西グルメ王の人生が変わる店」を出版している。

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2018年8月9日のニュース