小松左京さんの漫画原稿6枚を発見 時代劇風の子供向け作品

[ 2018年4月17日 05:30 ]

故小松左京さんが描いた漫画の原稿。「ねこ自身 Groomi’n」(光文社)より
Photo By 共同

 ベストセラー小説「日本沈没」で知られるSF作家の故小松左京さん(1931〜2011年)が描いた漫画の原稿計6枚が見つかったことが16日、小松作品の著作権を管理する「小松左京ライブラリ」(神戸市)への取材で分かった。

 同ライブラリを運営する小松さんの次男小松実盛さん(54)によると、時代劇風の子供向け作品の一部で、これまで存在を知られておらず、ストーリーや描かれた時期は不明。柔らかいペンタッチで、愛猫家だった小松さんらしく、猫のキャラクターを登場させているのが特徴だ。小松さんは旧制高校在学中の48年9月に漫画家デビューし、その後SF作家となった。

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2018年4月17日のニュース