ユーミン 37回目「灼熱」苗場から解散SMAPに熱きエール

[ 2017年2月8日 05:30 ]

37回目となる苗場公演初日を迎え、熱唱する松任谷由美
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 松任谷由実(63)の冬の恒例公演「SURF&SNOW in Naeba」が7日夜、新潟・苗場プリンスホテルで初日を迎えた。昨年末に解散したSMAPのメンバー5人に手紙を送ったことが話題になったユーミンは「解散したことは残念だけど、同じエンタメの世界で生きる者として、それぞれ羽ばたいていってほしい」とエールを送った。

 昨年10月、フジテレビ「SMAP×SMAP」に出演した際、8月に解散を発表していたメンバー一人一人の楽屋に「(SMAPとしての)思い出の欠片(かけら)いっこもなくさないようにしてね」などとしたためた手紙を残した。番組では自身の代表曲「守ってあげたい」などを5人と一緒に歌唱。SMAPという存在について「等身大がスターになった珍しい例だと思う」と、不世出のグループだと分析した。

 公演は今年が37回目。会場の外が大雪に見舞われる中、南国をイメージしたステージで「雪で閉ざされたホテルの中は対照的な灼熱(しゃくねつ)の世界」と紹介。背中を露出したドレス姿や太腿全開の探検隊ルックなど、個性的な衣装でも魅了し「BLIZZARD」や「Sillage〜シアージュ」など全23曲を披露した。

 苗場公演は20日まで行う。来月1日からは自己最多の計80公演の全国ツアーを再開。7月にはデビュー45年を迎え「私はディープインパクトのような優秀な馬。どう走っていいのか、私よりも優秀な主人(松任谷正隆氏)やスタッフが整えてくれるからこそ、長く活躍できている」と、自身を名馬に例えながら、一線級で活躍し続ける秘訣(ひけつ)を語った。

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