小田和正 くるり岸田と「愛を止めないで」コラボ

[ 2017年2月9日 00:11 ]

「くるり」の岸田(右)とコラボした小田和正
Photo By 提供写真

 シンガー・ソングライター小田和正(69)が8日、大阪・フェスティバルホールで開かれたFM COCOLOのライブイベント「森亀橋2017 presents Your Songs,Our Songs」に参加した。「ラブ・ストーリーは突然に」では客席に降りて通路を歩きながら歌い、浪速ファンを大いに沸かせた。

 自身のコンサートでは、年齢を感じさせない体力で花道を駆け回る姿がおなじみだが、この日もサービス精神は健在だった。同ホールは音響の良さで定評があり、アーティストにとっても格別の存在。老朽化による立て替え工事のため08年に閉館し、12年にリニューアル・オープンした。小田も「以前は何度となくライブをし、“日本一素晴らしいホール”と言ってきた」と言うが、「新しくなってからは戻って来られていなかったので、うれしい」とカムバックを喜んだ。

 ロックバンド「くるり」のボーカル岸田繁(40)とのコラボも披露。「一番ライブで多くやってる曲だけど、人とやるのは初めて」と前置きし、「愛を止めないで」を共演した。

 京都府在住の岸田は、関西弁全開でトーク。小田を「親と同い年ぐらい。一番年上の友人です」と紹介し、「愛を止めないで」についても「オカンの車の中でめちゃかかってたのを聴いていた。まさか一緒にやれるとは」と話して感激した。

 自身の出番前には、吉田美奈子(63)らの圧巻のステージをモニターで鑑賞し、「プロって凄いなと思ってた」と吐露。「たぶん今日の出演者で私鉄に乗って会場に来たのはオレだけ」と“素人感覚”を自嘲し、笑わせた。だが、小田から「君はいいメロ(ディー)を書くよね」と賞賛されると、「(舞台に)出てくる前、自信なくしてたけど凄いうれしい」と感激。「電車乗って来たんですけど大丈夫ですか?」と大先輩に確認し、「大丈夫です」と軽く流され、苦笑いだった。

 日本を代表するプロデューサーでミュージシャンの森俊之(52)、亀田誠治(52)、佐橋佳幸(55)がプロデュースする同ライブは、前日7日にも同所で開催された。2日間のイベントの模様は同局で19日、26日の各午後7時から放送。

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2017年2月8日のニュース